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教職員互助組合の格安券、ネットで高値転売 元教師の妻
大阪府教職員互助組合の会員で元公立中学教師の妻が、
格安の会員価格で買ったコンサートチケットをネット上のオークションで転売していたことがわかった。
妻は3日、組合に対し、チケット2枚をオークションに出品して計1万4千円の利益を得たことを認めたという。
同組合はほかにも会員価格で買ったチケットを転売した可能性があるとみて事実関係を調査する。
同組合によると、今回転売されたのは西本智実さん指揮のコンサートチケットで、定価は1枚1万500円。
抽選で100枚が約4割安い1枚6500円で会員に販売された。
妻は夫の分と合わせ2枚を購入してオークションに出品し、5月中旬に2枚とも1万3500円で落札された。
落札者がチケットに同組合の名称が印字されているのを不審に思い、
同組合がオークションのページに記された座席の番号などから出品者である妻を特定したという。
同組合は府内の公立の小中高校などの教職員約5万3千人と、
退職者とその配偶者約3万2千人の計約8万5千人が加入。
昨年度は府から年間約11億円の補助金を受けたが、
橋下徹知事が今年度以降の補助金を廃止する方針を打ち出している。
福利厚生事業の一環で、組合が紹介するコンサートや演劇のチケットを3~4割引きで購入できる「鑑賞事業」を実施している。
同組合事業課の小林常男課長は「事業を悪用した利益目的の転売で、互助組合の信頼を損ねる事態。
事実関係を調査して厳正に対処したい」と話している。(水沢健一)
朝日新聞 2008年06月04日08時25分
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