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茨城県神栖市の病院で5月、男性患者(49)の腹部の腫瘍(しゅよう)摘出手術をしたところ、
ソフトボール大の変色したタオルが見つかった。
男性は25年前、千葉県旭市立国保旭中央病院で十二指腸かいようの手術を受けており、
そのとき体内に置き忘れたものとわかった。同病院はこれを認め、男性に謝罪した。
男性によると、今年初めから腹痛があり血尿が出たため、3月に神栖市内の病院で検査を受け、
腹部に腫瘍のようなものが見つかった。5月9日に市内の別の病院に入院。
26日に開腹手術を受け、脾臓(ひぞう)とその下からカプセル状のものを摘出した。
青緑色に変色したタオルだった。
男性は83年9月に旭中央病院で十二指腸かいようの手術を受けた。
その後は手術をしたことがなく、同病院の調査で、男性の入院や手術記録が見つかったという。
病院側は「大変ご迷惑をかけた。男性には真摯(しんし)に対応したい」。
男性は「タオルと聞いて信じられなかった。脾臓を守るために使うと説明されたが、
こんなことは二度とあってはならない」と話している。(川島幹之)
朝日新聞 2008年06月04日03時02分
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