08/06/03 22:54:22 0
川越立てこもり:パチンコ強盗認める 闇サイト通じ計画
埼玉県川越市の駐車場で3日午前、拳銃を持った男が乗用車に約8時間半以上立てこもった事件は、
住所・職業不詳、金子謙容疑者(55)が午前11時40分ごろ、拳銃で頭を撃って自殺を図った。
県警が銃刀法違反(加重所持)容疑で現行犯逮捕したが、搬送先の病院で死亡を確認した。
一方、午前3時半ごろに逮捕された住所不定、無職、長谷部伸一容疑者(43)は、調べに対し、
金子容疑者と同県鴻巣市のパチンコ店から現金を奪ったことを認めているという。
死亡した金子容疑者は92年にも仲間と拳銃を使って誘拐事件を起こし有罪判決を受けた。
仮釈放後2年余りで、再び拳銃を使った事件を起こしており、銃社会の根深さを改めて見せつけた。
調べでは、県警機動捜査隊員が午前3時5分ごろ、最初の発砲現場となった川越市小仙波の国道16号
から約2キロ離れた同市今泉の駐車場で、ぬかるみにはまり動けなくなっている車を発見。車内の男らが
拳銃数発を発射したため、抵抗しないよう説得を始めた約10分後、長谷部容疑者が「(金子容疑者に)
出て行けと言われた」と車から出てきて身柄を確保された。拳銃1丁と現金約500万円を手にしていた。
その後、金子容疑者は「おれはもう終わりだ」などと叫び、奪った札を車外にばらまいたり、警官に
拳銃を向けたりしていたが、午前10時半ごろから執ように携帯電話を要求。捜査員は「時間がかかる。
時間をやるから少し考えろ」などと呼びかけ、金子容疑者も「分かった」と応じていたが、突然自分の
頭を撃ったという。
長谷部容疑者は調べに「金子容疑者とインターネットの闇サイトで数日前に知り合い、強盗を持ち掛け
られた」などと供述。午前0時半ごろ起きた鴻巣市内のパチンコ店から約680万円を奪ったことを認めた。
県警は両容疑者から拳銃計3丁を押収した。
金子容疑者は、92年に東京都杉並区の男性医師(当時58歳)を誘拐し、妻から身代金3000万円を
奪ったとして身代金目的誘拐の罪などで懲役14年の判決(2審で確定)を受けて服役、06年2月に
岐阜刑務所から仮釈放された。この事件でも拳銃が使われた。
URLリンク(mainichi.jp)