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1000キロもの距離を飛ぶ速さを競うハトレース「2008春期北海道南部桜花賞レース」(日本鳩レース協会
北海道南部地区連盟主催)がこのほど、鳥取県米子市を放鳩地(スタート地点)に行われ、函館市湯浜町の
加藤明裕さん(59)が育てた雄のハト(1歳、体長約25センチ、体重450―500グラム)が見事に当日帰還し、
優勝を果たした。当日帰還は道南で25年ぶりの快挙となり、加藤さんは「一生に一度あるかないかの奇跡。
今でも信じられない」と喜びをかみしめている。
このレースには、道南の24鳩舎から42羽が出場。無事に鳩舎に帰還したのはわずか11羽という過酷さで、
函館競翔連合会の三浦義昭会長(59)は「持続的な体力を必要とし、1000キロという長距離レースは通常、
一か八かのfイけとして出場するほど帰還は困難。暗くなり始める中、勇気を振り絞って津軽海峡を渡ってきた
度胸はすごい」と話す。
午前5時15分に米子市で放鳩し、自宅の鳩舎に帰還したのは午後6時52分。タイムは13時間37分。まさかと
思いながらも鳩舎へ行くといつもと変わらず、平然としたハトの姿があった。加藤さんは「とにかくびっくりして
言葉が出なかった」とし、「天候がよく、別のレースに出場したばかりで体が引き締まっていたこと、さらに
雌ハトが産卵したため、帰巣したいという本能が芽生えたことが勝利につながったのでは」と笑顔を見せる。
05年11月から本格的にレースに出るハトを育て、自宅周辺をはじめ、木古内、知内までの長距離練習や、
狭い空間に耐える精神力を付けようと、かごの中に長時間入れるなど、さまざまな訓練を行ってきた。今回
優勝したハトはレース経験も豊富で、昨年は同連合会の「新人賞」も受賞している。
現在は、03年に「北海道南部地区ナショナル」(600キロレース)で優勝した三浦会長の雌ハトと種付け中。
今後も種付けとして活躍するためにレースへの出場はないが、加藤さんは「最強のペアのヒナを育て、もう
一度1000キロレースで優勝する感動を味わいたい」と期待を膨らませている。
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