08/06/03 15:03:17 EC1tzn7XO
>>176
他にもこんな文献がある↓
外国人の見た日本人と天皇(1775年8月に来日)
「天皇は町なかに自分の宮廷と城を有し、特別な一区画のように濠と石壁をめぐらし、そこだけでも立派な町をなしている。」
「軍の大将である将軍は、最高権力を奪取した後もなお、天皇には最大の敬意を表していた」
「国民の内裏(天皇)に対する尊敬の念は、神そのものに対する崇敬の念に近い」
伊勢神宮ほか神社に付いても。
「私は、神道信奉者らが祭日や他の日にどのような心境でこの社にやってくるかということが漸次わかってきたが、
そのさい非常に驚くことが多かった。彼らは何かの汚れがある時は、決して己れの神社に近付かない」
「なかでもこの国の二、三の寺社は特に注目されており、あたかもイスラム教徒がいつもメッカを訪ねるように、国のあらゆる地方から
そこへ向けて遍路の旅が行われる。特に伊勢神宮はその一つであり、この国最古の神、すなわち天の最高の神天照大神を祭っている」
「老若男女を問わずすべての信者は、少なくとも一生に一度はここへの旅をする義務があり、そして多くの信者は毎年ここに来る」
『江戸参府随行記』 ツュンベリー(高橋文訳) 平凡社東洋文庫(1994)
こんな記事も。
> (日本の)王朝は、キリスト以前の六六〇年がその始まりである。・・・・この年からキリスト紀元一六九三年に至るあいだ、
> すべて同じ一族に属する一一四人の皇帝達が相次いで日本の帝位についた。
>
> 彼等は日本人のもっとも神聖な創建者である天照大神の
> 一族の最古の分枝で有り、彼の最初に生まれた皇子の直系の子孫である等々の事を、極めて誇りに思っている。
>
> 「日本誌」 一六九〇~一六九三年に日本で勤務したドイツ人医師 エンゲルベルト・ケンペル