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石原慎太郎・都知事が世界に恥をさらす日も近いか―。米国テレビ番組制作会社が
約10日間、東京・築地市場を取材。石原のゴリ押しで突き進む築地移転などを題材にド
キュメンタリー映画を作るというのだ。米国人ジャーナリストの目にはさぞ奇異に映っ
たに違いない。
●なんでこんなところに移転するの?
来日していたのは、米テキサス州のテレビ番組クルー「ARTS+LABOR」のスタッフ。
環境基準の4万倍のベンゼン、900倍のシアン化合物などの猛毒地帯にわざわざ市場を移
すことが信じられないというのだ。
撮影に立ち会った「築地市場を考える会」の野末誠氏がこう言う。
「彼らは世界に4台しかないという貴重なカメラ1台を持ち込み、マグロのセリ、仲卸な
ど、市場のすみずみを熱心に撮影していた。海上から築地や、問題の豊洲地区を丹念に
写して『築地がなくなったらどう思うか』『築地の街の魅力とは』などと聞いてきまし
た。豊洲地区では『なぜこれほど汚染がヒドイ場所に移転するのか。何か裏があるんじ
ゃないか』とも言っていた。『米国ではこんな場所の移転は考えられず、大問題だ』と
も。取材内容は2時間程度にまとめてカンヌ映画祭に出品するそうです」
カンヌ映画祭といえば、2004年にマイケル・ムーア監督がブッシュ政権を批判した映
画「華氏911」が上映され、拍手喝采だった。石原とブッシュ ―。ともに根拠のない
自信をタテに突っ走り、悪政を強いる姿は共通している。ヤレ東京五輪だ何だと世界に
アピールしていても、そのデタラメぶりで笑い者になるのは間違いない。愛国者を気取
っているが、国の品格を貶(おとし)めているのはだれなのか。
【2008年5月29日掲載記事】
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