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宮城県石巻市教委は29日、同市河北中の男性教諭(37)が23日未明、
酒気帯び運転の疑いで石巻署に摘発されたと発表した。
酒を飲んだのは、2005年5月22日に多賀城市で起きた飲酒運転RV車による仙台育英高生死傷事件を風化させないため、
県条例で「飲酒運転根絶の日」と定めた日だった。
県教委は市教委から詳しい報告を受け、処分を検討する。
市教委によると、教諭は22日午後8時ごろから、同僚と2人で石巻市の居酒屋でビールを中ジョッキ2杯、
その後スナックで焼酎の水割り1杯程度を飲んだ。
23日午前零時10分ごろ、同市千石町の市道で、マイカーを運転した疑い。
同僚がタクシーで帰った後、帰宅しようと有料駐車場から車を出した直後に検問を受けた。
呼気1リットル当たりアルコール0.17ミリグラムが検出された。
教諭は事実を上司に報告せず、市教委は28日にあった市交通安全都市推進協議会石巻支部総会の席上、
県警側からの情報提供で初めて事態を把握。本人に確認し同日、県教委に報告した。
教諭は29日から自宅謹慎している。
教諭は「酔っていた自覚がなかった。中学総体があり、
生徒や保護者にショックや迷惑を掛けたくないと思い、報告しなかった」と話しているという。
県教委によると、酒気帯び運転の場合、免職または停職5カ月以上の懲戒処分に相当する。
石巻市の小中学校では今年、小学校長による性的嫌がらせや、
前中学校長による1000万円の着服事件など不祥事が相次いで発覚。
服務監督責任のある阿部和夫石巻市教育長は「『根絶の日』の意義を強調して指導する中、
その日に起こしたことは、指導が徹底せず申し訳ない。(相次ぐ不祥事に)責任の重さを感じている」と謝罪した。
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