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土砂ダム決壊の懸念で住民１３０万人に避難命令、四川大地震
中国の四川大地震で出来た土砂ダムが決壊する恐れがある問題で、同国の国営メディアは３０日、
周辺住民の最大約１３０万人に退避の命令が出たと伝えた。
避難が終了するまで４日間程度掛かる見通し。
決壊の恐れでは当初、危機が差し迫っている地区の住民約１６万人に退去の命令が出ていた。
より多数の住民が対象になったのは最悪の事態を想定したものとみられる。決壊防止では、
軍兵士ら爆弾で排水口を造り、水位を下げる試みをしている。
ただ、２９日は降雨に見舞われ、四川省北川チャン族自治県唐家山にある土砂ダムでは排水口の
創出に使う資材などがヘリで運べず作業が難航。この間も水位は上昇し、時間との戦いになっている。
土砂ダムの最も低い地点では水があふれるまであと十数メートルまで迫っているという。
国営・新華社通信によると、同ダムの排水口は三分の一程度、完成した。数トン規模の掘削資材、
爆薬を現場に持ち込んでいるという。
URLﾘﾝｸ(www.cnn.co.jp)