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豪政府は予算委員会の中で、日本に対して南極観測船の「オーロラ・オーストラリス号」の使用許可を
出したことを発表した。日本は同船を使って南極における鯨の餌に関する調査を来年初旬に行う予定。
今回の政府の決定に対し野党からは反発の声が上がっているが、デービッド・ボスウィック環境大臣は
「今回の調査結果は世界中の国々が入手することができる。捕鯨に関する調査は行われない」と述べ、
ペニー・ウォン気候変動相も「鯨たちの餌となるオキアミやプランクトンの量を知ることで、日本の捕鯨
活動阻止につながるであろう」と話し、連邦政府は捕鯨支援にはならないことを主張した。
オーストラリアと日本は科学分野の共同研究において長い歴史を持っており、日本は以前から
オーストラリアの研究に大きく寄与してきた。今回の調査でもプランクトンの分布に関する共同研究が
行われる。
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