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松阪のバス車内暴行死：被告、起訴事実を一部否認－－初公判 ／三重
松阪市で今年３月、バスの車内で携帯電話の使用を注意した男性が相手から暴行を受け、
その後死亡した事件で、男性を暴行して首の骨を折るなどのけがをさせたとして傷害罪に
問われた大台町、とび職、中田義一被告（５８）の初公判が２９日、津地裁（鵜飼祐充裁判長）
であった。中田被告は「男性を押さえつけたのは最初の２～３分（間）だけでその後
７分（間）はつかみ合いをしていた」と起訴事実を一部否認した。弁護側も「先に相手が
胸ぐらをつかんできたので正当防衛だ」と無罪を主張した。
検察側の冒頭陳述によると、中田被告は３月２６日午後４時３５分ごろ、松阪市春日町の
松阪競輪場から近鉄松阪駅に向かう路線バス車内で、携帯電話の使用を注意した四日市市小杉町、
鈴木護さん（当時６１）の胸や首を手で約１０分にわたって押さえつけ、首の骨を折るなど
全治２カ月のけがを負わせた。鈴木さんはその後、腹膜炎で死亡した。
弁護側は中田被告は胸ぐらをつかんできた鈴木さんの手を振りほどこうとして押さえつけたと
主張した。【福泉亮、岡大介】
〔三重版〕
毎日新聞 2008年5月30日 地方版
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・元ニューススレ
【社会】 “バスで携帯を注意された男、１０分間暴行→男性死亡”事件で、男を「傷害致死」ではなく「傷害」で起訴…三重
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