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盗撮:30代男性技師、レントゲン室で「去年から」--館林の病院 /群馬
館林市小桑原町の「医療法人康生会・青柳病院」で、30代の男性放射線技師が
レントゲン室にカメラを設置し、検査を受ける女性の裸を盗撮していた疑いの
あることが29日、分かった。通報を受けた館林署は詳しい事情を男性や
病院関係者に聴いている。
関係者によると、同病院で23日に行われた職員検診の際、レントゲン室に
隠しカメラが設置してあることに受診した女性看護師が気付き、上司に報告。
別の女性看護師がカメラを撤去した。その直後、男性技師が「カメラが無く
なった」と話したことから、同病院が同署に110番通報した。
同署の調べに対し、男性技師は「去年からやっていた」と盗撮の事実を
認めたという。男性技師は同病院唯一の放射線技師で、被害者は多数に
上るとみられる。
同病院によると、男性技師は現在自宅謹慎中。捜査の結果を受けて処分を
決めるという。同病院の後藤英世事務長は「職権のある者が盗撮を行ったことは、
職業倫理観の欠如と言わざるを得ない。重大な事態と考えている」と話した。
【鳥井真平】
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