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2006年10月に筑前町立三輪中の森啓祐君(当時13歳)がいじめを苦に自殺した問題で、
父親の順二さん(41)が26日、県教委を訪れ、1年時の担任だった男性教諭(49)との
面会を求めた。休職していた教諭は今春、復職したが、勤務先の中学がこれまで、
教諭の担当医の意見などを理由に面会に応じていないため、順二さんは「どんな気持ちで
息子に接したのかなど、直接、聞きたい」と訴えている。
県教委によると、教諭は精神的な病で休んでいたが、2月に三輪中で復職訓練を受けた後、
医師ら専門家で構成する審議会が「復職可能」と判断。4月1日付でうきは市の中学校で
復職したという。
復職を知った順二さんは再三、面会を求めたが、中学側は「強いストレス状況に直面すると
症状が再燃する恐れが否定できない」との担当医の意見書などを理由に拒否。中学校長は
「教諭の状態が安定するまで待ってほしい」と話している。
要望を受けて県教委は「後日、回答する」と答えるにとどまった。
教諭は担任をしていた当時、森君の母親からの相談内容を同級生の前で話したり、
森君を「偽善者にもなれない偽善者」と呼んだりする不適切な発言をしたため、
県教委は07年3月、「発言が直接自殺につながったわけではない」としながら、
結果の重大性を考慮して減給1か月の懲戒処分を下した。
三輪中の元校長や2年時の担任教諭はすでに、面談したという。順二さんは
「啓祐の死を無駄にしないため、教諭にはいじめ問題と正面から向き合う姿勢を
見せてほしい」と話している。
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