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異例の株主総会 アデランス、社長ら7人の再任否決
かつら最大手のアデランスホールディングスは29日、東京都内で株主総会を開いた。
会社側は岡本孝善社長ら現取締役7人の再任を提案していたが、経営陣の辞任を求めていた
筆頭株主の米系投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・
ファンドなどの反対によって議案が否決された。
アデランスは投資ファンドによって現経営陣の再任が否決される異例の事態に追い込まれた。
会社側が提案していた社外取締役2人の新任は承認された。ただ、取締役数が会社法の規定に
満たないため、アデランスは「取締役の権利義務を有する者」として、再任が否決された岡本氏ら
7人を含む11人を暫定的に取締役にすると発表した。
スティールは2月、業績不振を理由に岡本社長ら経営陣の辞任を求める文書を送付。
アデランスは、平成23年2月期までの中期経営計画の推進で業績改善を目指す方針を訴え、
スティールの要求を拒否していた。
スティールは2月末時点でアデランス議決権の28・8%を保有。昨年5月の株主総会では
アデランスの買収防衛策導入に反対したが、わずかな差で導入が承認された。
MSN産経ニュース(2008.5.29 13:30)
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