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★「自殺考えた」3人に1人 県内の若者
・山梨県内の12-23歳の約8割が将来や勉強について悩みを抱え、3人に1人が
死にたいと思ったことがある実態が、県が27日に発表した青少年の生活意識調査で
分かった。死にたいと思った時に誰にも相談していない人は7割に上り、一人で悩みを
抱え込む若者の姿も浮き彫りになった。県は「どの程度真剣に死を考えたかは
分からないが、深刻な状況だ」と分析。自殺を含め、さまざまな情報がはんらんする
インターネットの適正利用など青少年育成策の強化に取り組む。
調査は5年に一度実施。今回は昨年10-11月、28市町村と各中学・高校から
無作為に抽出した2000人を対象に行った。両親とのかかわりや携帯電話の
利用状況など8分野について聞き、1395人(69・8%)から回答を得た。
「死にたいと思ったことがあるか」の質問に、「ある」と答えたのは32・3%。
女性が37・9%、男性が26・5%で、女性が男性を11・4ポイント上回った。
年齢層別にみると、21-23歳が最も多く約4割。12-14歳(中学生)でも、
4人に1人(25・2%)が死にたいと思ったことがあった。
このうち誰かに相談した人は4分の1にとどまり、72・5%が誰にも相談していなかった。
相談相手は「親友」が50・4%で最多。続いて「母親」35・3%、「同級生」16・0%、
「恋人」12・6%だった。
URLリンク(www.sannichi.co.jp)
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