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島根県の診療所で明らかになった採血器の使い回し。
奈良県や徳島県の医療機関でも、国の通知に違反して糖尿病患者らから採血する器具を
使い回ししていたことが分かりました。
まずは奈良県御所市が運営する健康増進施設、「いきいきライフセンター」。
糖尿病患者らが参加する生活習慣病の予防教室などで血糖値を図る採血器具を注射針を交換して
およそ30人に使い回ししていました。
今のところ、肝炎などに感染したという報告はないということです。
厚生労働省は「海外で肝炎に感染したケースがある」として、おととし、この採血器具を複数の人に使うことを禁止し、
都道府県などに通知しました。
しかし、御所市は「県から通知を知らされなかった」と釈明し、一方の県は「ホームページに通知は載せた」としています。
また、吉野町が運営する吉野病院でも、同様の使い回しがありました。
どちらも今のところ、肝炎などに感染したという報告はないということです。
さらに徳島県も27日、記者会見し、
県立出羽島診療所など県内の5つの医療機関で採血器具の使い回しをしていたと発表しました。
また、大阪府なども国の指示を待って調査を行うとしていて、
医療器具の使い回し問題は全国に波及するおそれが出ています。
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