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★「父苦しめたかった」
・島根県津和野町の祖父母殺害事件で、祖父の有田喬さん（８１）殺害容疑で逮捕された
孫の直樹容疑者（２３）が、祖父母への恨みのほかに「以前から父に恨みがあり、
苦しめるために祖父を殺した」と関係者に話していることが２７日、分かった。
津和野署捜査本部は、祖父母や父親（５０）に対する長年の不満が背景にあるとみて
捜査。殺害に至った経緯や詳しい動機を調べ、祖母のツルミさん（７６）殺害容疑で
再逮捕する方針。
調べや関係者によると、直樹容疑者は事件当日の２２日午前、泊まりがけで通っていた
島根県益田市の自動車教習所の寮を外出。前日に父親と電話で話しており、電話の
内容が犯行のきっかけとなった可能性もある。
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※元ニュース
・島根県津和野町の無職有田喬さん（８１）と妻ツルミさん（７６）が２２日夜、自宅の庭で死亡
しているのが見つかった事件で、県警は２３日未明、約１３０キロ離れた出雲署に出頭して
きた同居中の孫の無職直樹容疑者（２３）を喬さんに対する殺人容疑で逮捕した。
調べによると、２２日午前７時４０分ごろから午後６時５０分ごろまでの間、喬さんの背中を
包丁で刺して殺害した疑い。喬さんは上半身黒焦げの状態で背中に包丁が３本刺さり、
ツルミさんは首の辺りから出血していた。２人は約３メートル離れて倒れ、そばに２本の
かまと油の容器があった。喬さんの死因は出血性ショック死。気道にすすが残っており、
死亡前に火を付けられたとみられる。
自宅１階の室内に血痕が残っており、捜査本部は、直樹容疑者が室内で襲い、裏庭まで
追い掛け刃物で殺害した可能性があるとみて調べている。
直樹容疑者は０４年４月に長崎県立大入学。２度休学を繰り返し今年３月に退学。実家に戻り、
喬さん夫婦と父親、弟２人の５人と暮らしていた。
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