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親類4人刺した男性に無罪 大阪地裁「心神喪失」と判断
2008年05月27日12時43分
大阪市鶴見区で06年7月、隣家の親類4人を包丁で刺して大けがをさせたとして、
殺人未遂と銃刀法違反、住居侵入の罪に問われた無職の男性被告(24)に対し、
大阪地裁は26日、無罪(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。西田真基裁判長は
「統合失調症を発症し、心神喪失の状態にあった」と述べた。
犯行当時の精神状態について、捜査段階の精神鑑定は「心神耗弱」とし、弁護人の請求で
地裁が実施した公判段階の鑑定は「心神喪失」と認定した。判決は、善悪の判断能力や
行動の制御能力を失っていたため、刑事責任は問えないと判断した。
asahi.com社会
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