08/05/27 11:49:57 PX3jeyeK0
ジャーナリストとしても、無能だな。
5月18日放送の「ザ・スクープSP」(テレビ朝日系列)で鳥越俊太郎キャスターが嘉手納基地の米F15戦闘機を解説した。
「ミサイルを8発積んでるんですけど全部、空対空なんです(中略)空中戦しかないんです。ということは日本でいま考えて
空中戦をするような現実にあるかというと、中国も来ないでしょうし、北朝鮮だって、そんな立派なもの持ってないし、F15って
結局何のためにあるかって言うと、アフガニスタンだとかイラクとか、そして将来のイランのためにあるんだ。そう考えると
(中略)米軍って日本の安全のためにあるのかしらという疑問が頭の中をかすめる」
昨年度の中国機に対する空自の緊急発進は43回、中国はロシアに次ぐ第2位の対象国だ。平成17年度は107回で
約半数を占めた。「中国も来ないでしょう」と言うが、現に中国は来ている。
冒頭の8発は最大搭載数で、通常は4発しか積まない。しかも米空軍のF15E(ストライク・イーグル)は爆装可能で対地
攻撃作戦の主力。「空中戦しかない」わけではない。
E型は別というなら、さらに論旨不明だ。「将来のイラン」はともかくアフガンやイラクも「そんな立派な」戦闘機は持って
いない。「いま考えて空中戦をするような現実」など微塵(みじん)もない。
米軍が「日本の安全のためにあるのか」との疑問は、他の事例で語るべきだった。鳥越氏はご存じないようだが、F15は
航空自衛隊の主力戦闘機である。
ソース(MSN産経ニュース、評論家・潮匡人氏)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)