08/05/27 09:56:23 hGNEufWc0
犯行直後に、これほど早く警察がやって来ようとは、ちょっと想定外
で、死ぬほど焦っただろうな。「まだ死体も処理してないのに、早杉
だって、お前ら」と内心でボヤく。ドアの外で複数の警官の声が響い
てる。事件になってしまった。「隣にいるのではないか?」「確かめ
てみないと」といった会話が聞こえてくる。ふとすぐ横に目をやると
全裸の女性の死体がうつぶせに倒れている。「何とかしなきゃ!」
どうなってるか気になってしょうがないから、ドアの小さな防犯用
のぞき穴から、廊下のほうを見渡してみると、白手袋をした刑事が
ドア越しにすぐ10センチのところに立っていて、刑事も穴からこっち
を見ようとしている。ハッとして、身体をのけぞる。
「やばい、目と目が合ったか?勘づかれたのか?」と異常に焦りつつ
玄関から離れて、風呂場にダッシュで駆け戻る。心臓の鼓動の激しい
高鳴りで、耳がパンクしそうだ。それから後は、もう無我夢中で解体