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２６日午前８時ごろ、大阪市生野区勝山北の高橋憲治さん（４５）方で人が死んでいるかもしれないと、
高橋さんの妻（３８）の元夫（４２）が生野署に届けた。
生野署員が駆けつけると、２階の廊下で高橋さんが左肩を刺されて死亡しており、そばに血の付いた包丁が
落ちていた。生野署は殺人事件として捜査を始めた。
妻の行方が分からなくなっており、同署は妻が何らかの事情を知っているとみて捜している。
調べでは、高橋さんは韓国籍の妻と、元夫との間の長女（１４）と３人暮らし。妻とは約５年前に結婚したが
夫婦仲は悪く、トラブルがあった。
長女が元夫に相談し、元夫が生野署に届けた。妻と長女は２５日朝、元夫方を訪れ、同日夜に妻だけ帰宅
したという。
現場はＪＲ桃谷駅の南東約１キロの住宅密集地。近所の男性（２１）は「１年ぐらい前から夫婦でけんかして
いるのをよく見た。妻が夫を追い出していた」と話した。
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