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URLリンク(www.recordchina.co.jp)
2008年5月24日付「江南都市報」によると、四川大地震の被災地で、
売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女性ら6人が逮捕されていたことが分かった。
事件が発覚したのは、震災4日目の16日。
四川省江油市では、多くの市民が余震を恐れ、避難所のテントで寝泊りをしていた。
そんな中、一様に乳児を抱えた女性の集団が、テントも利用せず、旅館に宿泊しようとした。
5人はいずれも少数民族の出身で、年齢は20~35歳。
「北川県で被災し、江油市まで逃げてきた」などと言っていたが、
乳児らが目を覚まさないことを不審に思った旅館のオーナーが警察に通報した。
駆け付けた警察が、女性5人と中年男性1人の身柄を拘束。
当初、「自分たちの子供」と供述していたが、
所持していたバックから大量の睡眠薬が出てきたことから、誘拐容疑を認めた。
調べによると、6人は四川省西昌市などの出身で、
乳児らを山東省臨沂市まで運び出すように依頼されたという。
乳児一人につき運搬料は1500元(2万2500円)。
睡眠薬は乳児が泣き出さないように使ったという。
保護されたのは、生後10日から生後2か月までの乳児5人。
地震後、病院から連れ出されたと見られ、
唇が青紫色になっていた子や、臍帯の傷口が腫れて炎症を起こしていた子もいたという。
警察は現在、全力をあげて両親を捜している。
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