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今夏の完成を目指して試運転が進む日本原燃の使用済み核燃料再処理工場
(青森県六ヶ所村)の直下約1キロ・メートルに、長さ15キロ・メートル以上の
活断層が存在する可能性が高いことを、東洋大社会学部の渡辺満久教授
(変動地形学)らが現地調査などで突き止めた。
周辺の断層とつながって100キロ・メートルの長さで動く恐れもあり、マグニチュード
8クラスの大地震を警戒しなければならないという。
千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で27日に発表する。
渡辺教授によると、再処理工場の東側に、南北方向に伸びる地形のゆがみがあり、
この下に西向きに沈む逆断層型の活断層が潜んでいるという。
この活断層は、再処理工場の真下を横切っていることになる。
2006年の耐震設計審査指針改定を受け、日本原燃は周辺の活断層を調査。
昨年11月にその結果を公表したが、この活断層は見つけられていない。
日本原燃は、「十分な地質調査をしたうえで活断層を洗い出し、仮に直下で地震が
起きても耐えられるように設計してある。渡辺教授らの研究結果はまだ見ていない
ので、コメントできない」としている。
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
読売新聞 2008年5月25日20時02分