08/05/25 11:25:53 0
意外とインド人は、細かい作業が苦手らしい。
「『フォーマットをつくって』と頼んだら、罫線(けいせん)ははみ出すし、フォントもバラバラ。
文句を言うと、『こんな仕事は派遣にやらせればいい』と開き直られた」(ソフトウエア・38歳)
「カースト制」のインドならでは、の問題もある。
「日本に来るインド人は、“身分”の高いエリートが多い。ゴミを拾ったり電気のスイッチを入れたりという
“下品な仕事”は絶対にしない。ゴミを落としても拾わないし、電気はつけっ放し。中にはパソコンの
スイッチすら切らない部下もいる。上司の私が代わってやらされる始末です」(IT・43歳)
雑用を押しつけるのはタブーのようだ。
アジア事情に詳しいBRICs経済研究所代表の門倉貴史氏が言う。
「日本で働くアジア人社員は世界標準に通じたエリートです。彼らにしてみれば、本音と建前を使い分けたり、
謙譲の美徳を重んじる日本人が異常に映る。日本人上司のほうから合わせる覚悟が必要です」
う~ん……。
【ちなみに】
「世界の工場」になりつつあるベトナム。真面目で素朴な国民性から、日本人とは相性がいいと評判だが、
「ベトナム人社員は失敗すると素直に謝るが、なぜ失敗したかを検証する気がサラサラない。
だから同じ失敗を何度でも繰り返す」(ソフトウエア・39歳)という声も。 (終)