08/05/23 16:58:02 0
・志位和夫・共産党委員長(53)がインターネット上でモテモテだ。きっかけは、派遣労働を取り上げた
2月の国会質問。延べ14万人以上が動画を目にし、好意的な反響が相次いだ。低迷が続く
共産党だが、果たして次の衆院選で「ウルトラC(志位)」の大躍進なるか?
◇「派遣労働」国会質問、若者の声代弁
「涙が出ます。労働者は団結して共産党を応援しなければ」「派遣先企業・派遣会社は
奴隷制度の片棒を担ぐ、悪代官」。切実なコメントばかりと思いきや、「GJ(グッジョブ=よくやった)」
「C(志位)! C! C!」と、軽いノリの書き込みも。
どれも志位さんが福田康夫首相を追及した国会質問への動画サイト上の反響だ。不思議な
軽さが入り交じるのが、いかにも当世風。志位さんの反応が知りたくて、東京都渋谷区の
共産党中央委員会を訪ねた。
「大勢の若者が、『派遣労働は地獄だ』との感想を寄せてきた。反響が起こったのはうれしいけど、
非常に重い責任を感じます。解決まで一緒に戦わなければ」。浮かれたところはまったくない。
それもそのはず、状況はあまりに深刻だ。こんな告発もあった。流産した女性が翌日にはもう
働きに出た。別の派遣労働者夫婦が、妻の妊娠で2人ともクビ--。「ルールなき資本主義。
人間らしい労働が壊され、その中核に派遣問題がある」と熱もこもる。
ところで志位さん、さしずめ「志位萌(も)え現象」とも言えるこの人気、どうですか。
「もう、ちょっと(笑い)。まあ、いろんな若者がですね、自分と同じことを考えている人がいたんだと
知ってくれたと思うんですよね。ということだと思うんです」
しどろもどろ。国会質問で見せた雄弁さはいったいどこへ? 「答えにならないと言われるかも
しれないけど、『蟹工船(かにこうせん)』がブームでしょ。小林多喜二に若者が共鳴する状態が
広くある。その苦しみに心を寄せられるかが政治家に問われるんじゃないか。私自身は
少なくともその思いで取り組んできたし、それが(人気に)つながったと思います」(>>2-10につづく)
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