08/05/23 03:23:10 0
・深夜の救命救急センターが、パニックに陥った。熊本赤十字病院(熊本市)で21日、農薬
クロルピクリンを飲んで搬送された農業男性(34)の嘔吐(おうと)物から塩素系有毒ガスが
発生し、患者や医師ら54人が次々に体調不良を訴えた。
せき込んで屋外に飛びだす患者、ガスマスクと防護服姿で突入する救助隊…。
「嘔吐物には触るな」「一体何が起きたのか」―。患者を救うはずの病院で起きた事故に、
悲鳴と怒声が飛び交った。
病院によると、男性が母親(60)らに付き添われ、救命救急センターに運ばれたのは同日
午後10時50分ごろ。約10分後、救急副部長の高村政志医師(48)が処置室で、苦しそうな
表情を見せる男性の胃を洗浄するため、口から管を差し込んで吸引を行ったところ、突然、
吐いた。約40平方メートルの室内に刺激臭が立ちこめ、患者らがせきこみ出し、「患者を
外に避難させろ」などという声が上がり、騒然となったという。
重症になった72歳の女性は、男性のベッドから約10メートル付近にいて室内に充満した
有毒ガスを吸い込んだ。居合わせた医師や患者は外へ逃げ出した。
高村医師は意識が遠のき倒れそうになりながら一時処置室を出た。すぐに治療に戻ろうしたが、
強烈な刺激臭に阻まれたといい、「塩素をきつくしたようなにおいで、息ができず目も開け
られなかった」と振り返った。
男性の母親は処置室で男性のそばから離れようとせず、病院職員の制止を振り切り、
「何とか助けて下さい」と泣き叫んだが、引きずり出されるように避難させられた。
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)
・患者や職員ら54人が治療を受け、うち入院予定だった女性患者(72)が肺炎の症状を
悪化させ重症となった。男性は死亡した。(抜粋)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
★熊本・搬送男性吐しゃ物有毒ガス 吐しゃした「クロルピクリン」は毒ガスとしても使用
URLリンク(www.fnn-news.com)
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