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大手精密機器メーカーの社員が死亡したのは度重なる海外出張が原因として遺族が労災認定を求めた裁判で、
東京高裁は、労災を認める逆転判決を言い渡しました。
「1件でも過労死を労災として認定してくださることが世の中から過労死がなくなることに結びついていくと思います」
(遺族の犬飼洋子さん)
この裁判は、2001年10月に出張先のホテルでくも膜下出血で死亡した犬飼敏彦さん(当時41)の遺族が
度重なる海外出張などが原因として、労災認定を求めたものです。
犬飼さんは前の年の11月から中国やフィリピンなど5ヶ国に10回、183日間の海外出張に行っていました。
判決で東京高裁は、残業時間などからは心身に大きな負荷があったとは言えないとしながらも、
「海外出張は自宅で過ごすのとは質的に違い、精神的、肉体的に疲労を蓄積させたことは明らか」として、
労災を認める逆転判決を言い渡しました。
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