08/05/22 00:12:43 YC6xTvP70
男児には誤飲事故当時に一緒に遊んでいた兄がいるが、
幼い兄弟が一緒に遊んでいる時というものは気持ちがハイになりやすく、
ついつい後先を考えない危ない遊びをしてしまう事はよくある話だろう。
当時2歳10カ月の男児の口には、直径4センチのカプセルは確かに大きいが、
個人差もあるから、同年代の平均より口の大きい子供であったのかもしれない。
それに、「ア」と発音する時の口では入らないものが、「オ」の時には入る事もあるし、
カプセル自体は軽いものなので、口にくわえている時、息を吸い込んだ拍子に入る事もある。
とにかく、カプセルはギリギリではあったが、歯の内側まで入ってしまったのだろう。
すると今度は歯に引っ掛かって、自力でカプセルを取り出せなくなり、
(パニックに陥って無意識に「ア」発音の口になったりすると尚更取り出せない)
舌を動かしてもがいているうちに喉の方へ移動してしまい「嘔吐反射」が起こる。
それによって前かがみになり、横隔膜は押し上げられて肺の中の息を吐ききった後、
さらに開かれてしまった喉の奥にカプセルが移動して、完全にはまってしまった。
この場合、肺の気圧が極端に下がっているため、カプセルは吐き出そうという意思とは関係なく
吸い込まれていく。
(牛乳ビンの中にゆで卵を入れる実験を知っていればわかるはず)
30分間窒息死しなかった事を考えると、少しだけ隙間ができる事もあったかもしれないが、
続けざまに嘔吐反射がくる状態にあったことは想像に難くなく、
胃からの吐しゃ物やよだれが隙間を埋めてしまったために息ができなかったのだろう。
そして男児は低酸素脳症に陥り、重度の障害が残ってしまった。
以上が男児側に好意的に推測した状況であるが、責任はやはり親にあるとしか思えない、
というのが私の結論。