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家族問題などに詳しい評論家、池内ひろ美さんを脅迫する文章をインターネット上に書き込み、
講演会を中止させたとして、脅迫と威力業務妨害の罪に問われた会社員、小林一美被告(45)
の論告求刑公判が5日、東京地裁(石井俊和裁判官)で開かれた。検察側は「陰湿で卑劣な犯行」
として懲役1年6月を求刑した。弁護側の最終弁論は11月14日。
検察側は、小林被告の文章について
「犯行の日時、場所、対象者、手段、結果までも明示され た具体的な加害告知」と指摘し、
脅迫罪の成立を主張。
小林被告が保釈後も、池内さんへの書き込みを続けていることを挙げ、
「反省の態度はみじんも 見られず、今後も同様の犯行に及ぶ可能性は極めて高い」と非難した。
さらに「ネット上には池内さんへの誹謗(ひぼう)中傷を繰り返す付和雷同者が多い」と指摘。
「執行猶予付きの判決の場合、やり得でしかなく、無罪放免のように受け取られる」として厳罰を求めた。
起訴状などによると、小林被告は期間労働者に関する池内さんの発言に反感を持ち、昨年12月20日、
ネット上の掲示板サイトに、名古屋市内で同日午後に予定されていた池内さんの講演会について
「教室に灯油をぶちまき、火をつければ あっさり終了」などと書き込み、中止させた。
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被告仰天証言。保釈後も2ch池内スレに書き込み、当事者には直接謝罪せず。
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