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・奇抜なファッション「ゴスロリ」。日本発の少女オタクファッションだが、それに魅せられた
世界中の少女が先ごろ、聖地「原宿」に集結した。
一団を引率する男性は、米で日本のコミックやアニメの英訳版を制作・販売する全米きっての
アニメオタク、ベン・アップルゲートさん（２７）だ。
「今回は私が企画した日本ツアーで、『ゴスロリ班』と『腐女子班』の計３０人を募集しましたが、
すぐ定員に達しました。米、カナダ、オーストラリア、シンガポール、ドイツと各国から
集まっています。腐女子班は池袋の『乙女ロード』に向かいましたが、ゴスロリ班はこれから
竹下通りを散策し、ラフォーレ原宿に行きます」
流暢な日本語に「さすがアニメオタク！」と感心したが、実はベンさん、英オックスフォード大に
留学して日本語を学んだ超エリートだという。
竹下通りに入るやいなや、道路脇のブティックで洋服の物色を始めたドイツ人少女のアンネちゃんは
１８歳の専門学校生。同じく初来日のおばあちゃんと一緒に参加した。アニメ用語なら多少の
日本語はわかるが、ツアー中は英語で会話しているという。
「ドイツでも、日本の漫画やアニメは大人気。中でも新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトや
ローゼンメイデンが大好き。周りの友達は変な目で見るから、デュッセルドルフではなかなか
この格好はできないけど、さすがは本場・原宿ね。日本人のゴスロリファンの女の子も大勢いるし、
みんなすごくカワイイ。私たちも負けてられないわ」
大半のコのお目当ては、ラフォーレ原宿内にあるゴスロリ界の超有名ブランド「アンジェリック
プリティ」ショップでのお買い物。アンネちゃんは「おばあちゃんに買ってもらうために一緒に来たの」
とペロリと舌を出してほほえんだ。
一方、クレープ店の行列に加わっていたのは、頭に乗せた大きなリボンが特徴的な
米の大学生、キャサリンちゃん（１８）。そのかわいさに、複数の修学旅行生から記念撮影を
せがまれるほどの人気ぶりだ。（）>>2-10につづく）
URLﾘﾝｸ(www.zakzak.co.jp)
※画像は>>3-10に。
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