08/05/21 05:01:59 8UhjGgLk0
>>274
バンアレン帯通過時や銀河宇宙線が宇宙船にあたって発生する
2次中性子の被ばくも問題とならなかったということだが、
中性子はご存知のとおり遮蔽は非常にやっかいなもの
α線やβ線は紙や金属板のようなものでも遮蔽できるが、
中性子を遮蔽しようと思ったら鉛や鉄で高速中性子を減速し、水で熱中性子を遮蔽するか、
金属だけで遮蔽するのであればボロンやカドミウムのような
中性子と反応しやすい鉄鋼材料を使うなどしなくてはいけないだろう。
アポロ宇宙船に使用されたせいぜい10mm程度のアルミ板では1%くらいの遮蔽しかできない
★アポロ宇宙船の壁面素材
◆司令船(CM:Command Module)は、外壁とそのなかの居住区画の二重構造をしている。 外壁である
ヒートシールドはステンレスのハニカム構造をステンレスで挟んだ物で、太陽の熱と大気圏突入時
の熱から船内を守る。 この外壁の厚さは2.5インチ(6.35cm)から0.5インチ(1.27cm)である。 この
内側の居住区は、アルミ合金で挟まれたアルミのハニカム構造で作られている。 このアルミ缶の
壁の厚さは1.5インチ(3.81cm)から1/4インチ(6.35mm)である。 外壁と居住区の間には、一部繊維質
の断熱材が詰められている。 さらに司令船の表面には、強化プラスチックの一種、溶融性のある
エポキシ・フェノール樹脂がコーティングされており、 大気圏再突入時に溶け去ることにより摩擦
熱を奪う。 このコーティングの厚さは、底面で2インチ(5.08cm)、それ以外の部分で0.5インチ
(1.27cm)であり、その重量は3000lb(1362kg)にもなる。 この上に銀色のマイラー製の耐熱コーティン
グが施されており、機体はアルミ箔に包まれたように輝いている。