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<“テレビ離れ”時代の携帯eマーケティングによる革新─マクドナルドの「かざすクーポン」>
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日本マクドナルドホールディングスと、マクドナルドの会員向けサービスを行うThe JV(ザ・ジェー
ブイ)が5月19日、おサイフケータイを使ったマクドナルドの新型クーポン「かざすクーポン」を発
表した。5月20日から、福岡県・佐賀県・鹿児島県、荒尾市(熊本県)・日田市(大分県)・下関
市(山口県)のマクドナルド175店舗でサービスを開始する。
福岡市内で開かれた記者会見において、日本マクドナルド 取締役 上席執行役員 兼 The JV
代表取締役社長の前田信一氏は、「われわれは(延べで)年間14億人のお客様に“食”を提
供させていただいていますが、この14億人という数を考えますと、これまではマーケティング
が『マスメディア中心』でした」と指摘。新たなeマーケティングが必要になってきていると説明
した。
「最近は、テレビを筆頭に消費者のマスメディア離れの傾向が進展しています。一方で、ケー
タイや(PCを使って)Webサイトで情報収集やコミュニケーションをする人が急増しています。お
客様のメディアとの接し方やニーズが多様化しているのです。われわれのビジネスを振り返り
ましても、モバイルの会員サイト(トクするケータイサイト)の会員が急速に伸びていまして、今
年4月時点で1千万人を超えました。
お客様とのコミュニケーションや来店の動機付けといった“マーケティングの基本”の部分におい
て、従来の(テレビなど)マスメディアにのみ頼っていた形態から変化をせざるを得ない状況に
ある、と考えています」(前田氏)
消費者の“テレビ離れ”と、それによる相対的な“メディア価値の急落”は以前から多くの調査
資料で兆候が現れていたものであり、この傾向は今後も継続する。マーケティングをすべて
“テレビなどマスメディア広告に丸投げしておけばよい”という時代は終わろうとしており、マク
ドナルドはこの変化に先手を打つ形で、ケータイのマーケティング活用を段階的に進めてきた。
この新たな一歩が、今回発表された「かざすクーポン」という位置づけだ。(後半部略)