08/05/20 18:41:02 0
中国の胡錦濤国家主席は10日、5日間という異例に長い訪日日程を終えて帰国した。
(略)
今まで最大のトゲであった“歴史問題”が大きく後退してきたことは好感できる。これには、
胡錦濤主席自身の年齢や個性も影響している。
私が初めて胡主席に会ったのはもう10数年も前のこと。(略)初対面の印象は、“誠実な人”
の一語に尽きる。その印象は今でも変わっていない。
(略)
今回、胡主席は元首相たちと会談をした。終了後に中曽根康弘元首相は、胡主席の印象
を「策謀する人ではない」と語ったが、さすがであった。
私から見た胡主席にはいくつかの特徴がある。一つは、彼が“覇道の人”ではなく、“王道
の人”だということ。今までの中国の指導者のように権力を奪い取った人ではなく、推され
て頂点に昇りつめた人だということだ。私は前述の紹介文で「周恩来元首相の再来を思
わせる」と評した。
反面として“王道の人”に避けられない限界もあるかもしれない。強力な指導力によって、
国民を説得していけるかというと不安も感じさせられる。
次に、胡主席は、親日的な故胡耀邦元総書記を師と仰いできた人だ。“反日的”な印象を
受けた江沢民前主席とはかなり違っている。戦後、廃虚から見事に立ち上がった日本に心
からの敬意を抱いている。(後半部略)
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
今回の訪日に点数をつけるとするならば、満点としたいところだが、99点だ。1点足りない
のは、外交部がスケジュールを一杯にし過ぎて、色々なものを見る時間がなく、休む時間
もなかったからだ。胡兄さん、お疲れ様!。(下記中国語ソースより抜粋意訳)
URLリンク(military.china.com)