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親が養育できない子どもを匿名で託す慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)について、
熊本市は20日、昨年5月10日の運用開始から今年3月末までの預け入れ人数が、生後1か月未満の新生児から
就学前までの17人(男13人、女4人)だったことを明らかにした。
市が預け入れについて公表するのは初めて。
2人は精密検査などが必要な状態だった。虐待の痕跡がある子どもはいなかった。親と手紙や電話などを通じて
接触できた例は5件あり、保護者に引き取られたケースが1件。親の居住地は、九州が3件、中国、中部、関東が
各2件、不明8件。熊本市が「棄児」として戸籍を作成した件数は9件だった。
市や病院はこれまで「1年ごとに件数のみを公表する」としていた。しかし、「ゆりかご」の運用を検証する市の
専門部会が昨年10月、「社会的に広く議論するために、出来る限りの公表が望ましい」と指摘し、幸山政史市長が
件数以外の公表を検討していた。
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