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★救助活動中止、成都に引き揚げ＝洪水など懸念－日本援助隊・四川大地震
・中国四川省を襲った大地震の被災者救援のため同省北川県曲山鎮で活動している
日本の国際緊急援助隊は１９日、洪水など安全面の懸念からこの日の活動を中止した。
同日中に成都に引き揚げ、救援活動から事実上撤退する。
小泉崇団長は同日午前、記者団に対し、「安全面の問題できょうの活動を中止する」と
説明。救助隊が同日活動を予定していた市街地は、土砂にせき止められた天然ダムが
決壊する恐れがあり、中国側からも「安全確保の点で問題がある」との見解が伝えられた
という。
URLﾘﾝｸ(www.jiji.com)
・政府は19日、中国の四川大地震で救助活動をしている日本の国際緊急援助隊を現在
活動している四川省北川県から成都に移動させる方向で検討に入った。生存者救出の
可能性が低くなったほか、河川の決壊などによる二次災害の危険があるためだ。
成都に移動後は、中国政府から新たな救助活動の要請がなければ、日本に撤退させる
方針だ。
町村信孝官房長官は同日午前の記者会見で「（都市部での救出に関する）技術が生かせる
分野は限られてきた」と述べ、中国からの撤退を視野に入れていることを示唆した。
同時に「医療のニーズは間違いなくある」として、中国政府からの要請があり次第、
被災地でけが人の治療にあたる医療チームを派遣すると表明した。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)
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