08/05/19 11:21:05 0
イタリア・ベネチアのサンマルコ広場で、名物だったハトの豆売りが
今月から姿を消した。ハトのフン害などに頭を抱えた市当局が豆売りの
営業許可を取り上げたためで、これに怒った動物愛護団体が大量の豆を
まくなどして抗議している。
サンマルコ広場はキャサリン・ヘプバーン主演の映画「旅情」の舞台にも
なり、古くから観光客に最も人気のある場所だ。人に慣れたハトが名物で、
観光客が餌としてまくトウモロコシの量は年間350トンに上る。
餌欲しさに集まるハトは、1平方キロ当たり約2万羽になったという。
市はフン害対策としてサンマルコ広場以外の場所でハトにエサを
与えることを禁じてきた。さらに4月末には広場の豆売り19人の
営業許可を取り上げ、1人当たり85万円相当の補償金を支払った。
市広報は「正確なデータはないが、ハトはかなり減った印象だ」と
満足顔だが、動物愛護団体は「ベネチアの天使(ハト)に手を出すな」などと
書いた横断幕を掲げて抗議。今月14日早朝には150キロもの
トウモロコシを広場にまき散らした。
*+*+ 毎日jp 2008/05/19[10:55] +*+*
URLリンク(mainichi.jp)