08/05/18 13:00:07 0
民主党・小沢一郎代表の国替え説が大きな話題だ。
岩手４区を捨てて、公明党の太田代表の選挙区である東京１２区から立候補だというから驚く。
さらにビックリするのは、これまではウワサにすぎなかった国替え説を毎日新聞や朝日新聞まで報じたことだ。
この話は１４日、党本部で小沢代表が「わたしが東京から出馬するとすれば、
都議選があるので衆院解散の時期も決まる」と、石井一副代表に語ったことがきっかけだ。
創価学会・公明党は、国政選挙よりも大事な都議選を来年７月に控え、いま衆院総選挙の時期で悩んでいる。
学会員の「選挙疲れ」を考えると、都議選の前後３カ月は無理。
そこで今年秋か、遅くとも来年１月の通常国会冒頭に照準を合わせている。
最悪の場合、無理を押して来年９月の任期満了選挙も覚悟しているという。
小沢代表が東京１２区に国替えするとなれば、公明党と創価学会は“党首を落選させるな”と必死になる。
福田首相や自民党の都合などどうでもよく、“選挙準備”を考え、
都議選からできるだけ離れた時期に総選挙を前倒しするだろう。
任期満了の線は消え、今秋の解散・総選挙が最有力になる―。
小沢代表はそう計算しているのです」（民主党事情通）
週刊文春で政治広報センターの宮川隆義氏はすでに東京１２区で小沢ＶＳ．太田が激突し、
小沢代表が圧勝するとまで予測している。果たして、どうなるのか。
民主党元事務局長で政治アナリスト・伊藤惇夫氏はこう見る。
「国替えは、あり得ないことではない。確実に１議席増やせるし、公明党代表を落選させられるし、党の士気も上がる。
一石三鳥になるからです。とくに東京の小選挙区は候補者が７選挙区で決まらず出遅れている。
代表が立候補すれば、話題を独占して、大勝の起爆剤になることも考えられます。
ただ、小沢代表がそこまでハラをくくれるかどうか。
総選挙後の政界再編を考えると、公明党とケンカをする気はないから、可能性は低いし、
公明党揺さぶりにすぎないかもしれません」
福田首相が塹壕（ざんごう）に逃げ込んだ以上、小沢代表が大胆に動くしか、
国民が求める早期解散・総選挙は実現しない。
国替えから逃げるべきではない。
URLﾘﾝｸ(news.livedoor.com)