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◇被災地に核研究施設 四川・綿陽市 地震影響に懸念も
【香港=共同】中国・四川大地震で大きな被害が出ている四川省綿陽市には、同国の
核兵器研究施設「中国工程物理研究院」があり、地震による施設への影響に懸念が
強まっている。
中国紙の報道などによると、一九六四年十月に新疆ウイグル自治区ロプノルで行われた
中国初の核実験や、六七年六月の最初の水爆実験は、いずれも同研究院の研究成果が
反映されたという。
同研究院は、液体物理研究所や応用電子学研究所をはじめとする十二の研究所などで構成。
核関連研究を担当しているとみられる「核物理・化学研究所」もあるが、今も核物質を保管して
いるかどうかは分かっていない。
環境保護省は地震発生を受け、核汚染の防止対策を取ることを決定し、専門家らを被災地に
派遣したと発表したが、同研究院がその対象となっているかは不明。
香港在住の軍事専門家、平可夫氏は「この研究院以外にも被災地周辺には軍事関連施設が
ある。(地震による影響について)現在、情報を集めている」と話している。
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