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・男性被告(44)の初公判を15日、東京地裁で傍聴した。
被告は3月13日昼、JR有楽町~神田駅間を走行する電車内で、女子中学生の尻を触った。
弁護人「なぜ犯行に及んだ?」
被告「ゆっくり考えたが、やはり幼いころからの生い立ちが関係していると思う」
被告「生い立ちが関係して、他人の顔色をうかがってびくびくして、人とうまくやっていけない性格になった」
ここで裁判官が被告人質問に割って入った。
裁判官「人とうまく付き合えないことが、なぜお尻を触る行為につながるのか?」
被告「女性の身体に偶然触れるとぬくもりを求めてしまう。つい手が出てしまう」
再び弁護人が生い立ちについて質問する。
弁護人「生い立ちというのは具体的には?」
被告「小さいころから虐待を受けていて、生活が貧しかったから学校でもバカにされた。
落ち着ける場所がどこにもなかったものですから、性格がゆがんだ」
弁護人「虐待というのは具体的には?」
被告「ロープで逃げられないように手首を縛られて、天井からつるされた」
検察官は、弁護側の主張に真っ向から反論した。
検察官「ぬくもりうんぬんではなくてね、調子に乗って痴漢をしたんじゃないの?」
被告「そんなことはないです」
検察官「女性の尻を触りたい欲求は特に強い?」
被告「ちょっと分からないです」
裁判官「あなたが大変だったことは分かるが、痴漢とは関係ないですよね。それを言い訳に
求めるようではまたすると思う。(痴漢を)やりたいからやるんですよ。やりたくてもやらないのが
普通ですよ。歯止めが利かない人がこんなところに(法廷に)来るんですよ」
検察側は「3駅間にわたってお尻をなで回す大胆な犯行」として、懲役2年を求刑した。
弁護側は最終弁論で「犯行の原因は女性依存症と考えられる」と述べた。
判決は5月29日に言い渡される。(一部略)
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