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【すごいぞ日本】ファイルIII 心やさし(6)念じれば動くロボット
念じるだけで、自分の手足のように機械が動く。夢のようなロボットの開発がいま、現実に
進められている。「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)。脳科学と機械工学を
結びつける最先端の研究領域だ。
電気通信大の田中一男教授(45)は、脳波で動く車いすを開発した。
電動車いすに小型の脳波計とノートパソコンを載せて学生が座り、目を閉じて一定のイメージを
思い浮かべると、車いすが左右に移動する。学生の頭に張られた12カ所の電極から脳波を
読み取って動くのだ。
学生は「右に行け」とか「左に行け」といった直接的な命令を念じているわけではない。
たとえば、「浜辺の風景」を思い浮かべると「右」、「九九の計算」を考えたときには「左」。
車いすの動きとは無関係な事柄を命令信号として使い分ける。
≪風景≫と≪計算≫のように、脳を使う場所が大きく異なる事象の方が、脳波のパターンの違いを
読み取りやすい。成功率は約8割、個人差もある。実用化への課題は多いが、田中教授の夢はふくらむ。
「将来はイヤホン型の装置で脳波を読み取り、電波に乗せて互いに気持ちを伝え合う
『脳波携帯電話』ができるかもしれない」
リモコンもキーボードも介さず、脳の信号で機械を動かす。それがBMIだ。
脳科学の発展に伴い、ここ10年間で急速に進歩した研究領域だという。
(以下>>2以降に動くように念じてみる)
MSN産経ニュース(2008.5.16 07:44)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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電気通信大の田中一男教授が開発した脳波で動く車いす=東京都調布市
URLリンク(sankei.jp.msn.com)