08/05/15 18:32:15 FvjTdTRz0
URLリンク(tanakanews.com) 最新メール 世界実態の掌握には、田中宇論の演繹も肝要
世界の石油供給者の中には、主な消費者である欧米の味方が減り、欧米に良い感情を持っていない勢力、
高く売りつけてやれと思っている勢力が増えている。ブッシュのテロ戦争やイラク戦争の結果、世界的な
反米感情の高まりで、アメリカ(欧米)に対する産油国の「悪意」は増大している。高く売りつけたい
供給者が談合し、相場をつり上げたい市場関係者や米当局がこれに協力すれば、需給バランスを崩す
ことなく、価格の高騰を演出できる。
アメリカの石油輸入先の国別比率は、カナダ19%、メキシコ15%、サウジ11%、ナイジェリア10%、
ベネズエラ10%となっている。このうち、カナダは対米善意性が比較的高いが、残りの国々は、自国の
国営石油会社を通じて「アメリカに高く売りつけてやれ」と思っても不思議はない。