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「カニ好きか」電話後に宅配便、“送りつけ商法”被害急増
高齢者宅に代金引き換えでカニを送り、強引に代金を取ろうとする「送りつけ商法」が急増している。
「カニは好きか」などと電話を入れ、数日後に宅配便などで送って支払いを迫る手口。
国民生活センターや全国の消費生活センターへの相談は昨年1年間で172件だったのが、
今年は3月末現在で180件に達した。
電話では、北海道や東京の食品会社員を名乗る男の声で購入をしつこく勧め、
冷凍のズワイガニやタラバガニを送り付ける。
請求額は1万~2万円で、代金引き換えのほか、請求書を送りつける例もあるという。
熊本県内の80歳代の女性は、見覚えのない東京の会社から届いた冷凍宅配便を開けてみると、
ズワイガニのむき身(500グラム入り)3パックが入っていた。
訳が分からず、女性は1パック分を食べてしまった。
後日、1万円余の請求書が届いたが、女性は県消費生活センターに相談のうえ、6000円を支払ったという。
被害に遭っているのは、過去にカニを通信販売で購入した人が多く、
同センターは「名簿が流出したのでは」と推測する。
国民生活センターは「承諾しない限り支払う必要はなく、受け取りも拒否してほしい。
承諾しても、代金を告げないなどの不当な勧誘なら取り消せる場合もある」と呼びかけている。
(2008年5月15日14時38分 読売新聞)
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