08/05/13 09:54:59 24jp3Sg40
>>57
(1)国家・地方の公務員を合わせて、約400万人いる。
家族を合わせるた場合、とんでもない大票田であることがわかると思う。
基本的に彼らは民主党支持(警察・自衛官など除く)だ。
彼らの機嫌を損なって、彼らが積極的な投票活動に出ればどうなるか?
民主党の支持母体である、国公労、自治労ともに、
公務員削減に大反対である以上、なかなか手が付けられない、というのが現状。
(2)主に公共工事を抑えることだと思うが、
これを減らすことが財政健全化につながる、というのには異論もある。
小泉は、公共工事を減らし、緊縮財政を貫いたが、
反対派からは、これが景気の回復を遅らせた、と言われている。
また一方で、現在のように「道路を作るな!」と叫ぶ人たちもおり、
政府は両方から叩かれる状況にある。
(3)一見無駄のようだが、有効な外交上のカードとなる。
対ベトナムへのODAで、
小泉ー安部政権では、「日本、インド、ベトナムによる中国包囲網」を敷く
という構想が実現しかけた。
もちろん中国へのODAは無駄の極致であったが。