08/05/12 04:15:07 0
調布不発弾:墜落B29から落下 中学生が克明スケッチ
東京都調布市国領町1の民有地で3月、不発弾1発が発見された。1945年4月7日に来襲した
米軍爆撃機B29編隊の1機が、日本の戦闘機「飛燕(ひえん)」の体当たり攻撃を受けた際、機体から
落下したものとみられる。当時中学生だった同市仙川町の岡田敬造さん(77)は地上で目撃し、日記帳に
スケッチしていた。岡田さんは63年前の記憶をたどりながら「落ちた時に爆発しなかったのが不思議だ」
と感慨深げだ。
調布市によると、不発弾は1トン爆弾(長さ約180センチ、直径約60センチ)。京王電鉄京王線
地中化工事の事前調査で3月27日に発見された。
1トン爆弾は、軍需工場などを標的とし強力な威力を持つ。市や郷土史家の古橋研一さん、飛燕を操縦
して落下傘で生還した少尉の手記などによると、B29などの大編隊は45年4月7日午前、調布に近い
中島飛行機武蔵製作所などを狙って来襲した。
迎撃のため調布飛行場を離陸した少尉の飛燕が高度約5000メートルで大編隊に遭遇。B29の
左エンジンに体当たりした。飛燕は右主翼がもぎ取られ、少尉はとっさに脱出し、落下傘で世田谷に
舞い降りた。B29は空中分解しながら国領周辺に墜落。乗員11人中、10人が死亡した。
(以下>>2以降に体当たり)
毎日新聞【佐藤浩】 2008年5月12日 2時30分(最終更新 5月12日 2時30分)
URLリンク(mainichi.jp)
岡田さんの日記帳45年4月7、8日のスケッチ。
「味方落下傘」「キリモミ」「国領ニ落チタB29」などの書き込みがある=佐藤浩撮影
URLリンク(mainichi.jp)
当時の日記帳を持つ岡田さん=佐藤浩撮影
URLリンク(mainichi.jp)