08/05/11 13:52:39 jKxSnlkr0
太田道灌は、急な雨にあって、付近の民家で「蓑を貸してくれないか」と尋ねたところ
そっと少女は山吹の花を差し出したという。
彼はその意味を理解しなかったが、後に家臣に聞いて意味を理解したという。
七重八重 花は咲けども 山吹の
実の(蓑)一つだに なきぞ悲しき
という有名な歌がある。
それを少女でさえ理解していたのに自分は理解できなかった。
そして、彼は学問を修めることを決意した。(という伝説。)
で、現代ならこの歌を知っているかどうかはおいておいて、
同じく、「あぁ、自分はこんなに無知だったんだ」と身につまされることがあれば
そこで恥じて学問を行う気になるといいな、という話。
ここで「○○くらい知ってるだろ」と書いている人も自分が知らない分野はいくらでもある。
そういうものに対して謙虚にならねばならない。