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アキバ系の次に来るのは「腐女子」系か-。
マンガ・アニメ・ゲームの世界で、美しい少年同士の同性愛(=ボーイズラブ・BL)にハマる女性が増えている。
婦女をもじった「腐女子」と呼ばれる彼女たちは、同人誌で人気美少年ゲームや
一般の少年マンガの男子キャラクターを勝手に“合体”させて大喜び。
いったいどんな人種なのか。
芸能界では2年前から「中野腐女子シスターズ」という女性ユニットが活動。
オバカ系アイドルとしてバラエティー番組の新常連となっているスザンヌ(21)もこのユニット出身だ。
これがBLに興味の対象を限定した一般の腐女子になると、こだわりはさらに増す。
一時期「けんこじ・こじけん論争」が勃発したという。
アキバ系情報サイト「ITメディア」の座談会で、30代前半の腐女子が語る。
「『キャプテン翼』の日向小次郎(=こじ)と若島津健(=けん)とのカップリングで、
受け攻めがどちらかということで大論争になった。
腐女子の用語として、語順が前の方が攻め、後が受けになります。
だから『けんこじ』の場合は『けん』が攻めで『こじ』が受け、『こじけん』はその逆」
さらに、有名マンガの美少年キャラが次々に腐女子の“獲物”にされている。
「SLAMDANK」や「機動戦士ガンダム」シリーズも人気が高く、
その組み合わせにも相当なこだわりがあるという。
美少年キャラのBL好きは「ヤマなし(や)、オチなし(お)、イミなし(い)」から「やおい」と呼ばれてきた。
アキバ事情に詳しいジャーナリストの井上トシユキ氏(43)は
「現実のスポーツ選手やアイドル、政治家も腐女子たちの妄想のまま
アッという間に同性愛者に変えられてしまう」と話す。
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