08/05/10 05:17:33 HeDZKhSx0
イタリアンウーマンは大変-MIKAのBLOG Dolcissima Vita
URLリンク(yaplog.jp)
前にも書いたけど、イタリアは意外にも男尊女卑の国だ。
日本と比べるとまだまだ社会における女性の地位というものは低い。
女性は家庭で子供の面倒を見る。いわゆるマンマをやっている主婦が多い。
社会がまず女性の社会進出をサポートしていない。
例えば保育園、託児所がものすごく少ない上、あっても衛生環境が悪く、正直自分の子供は預けたく
ないと言う声もあがっている状況だ。
イタリアは子供が中学校にあがるまで両親は毎日学校の送り迎えをする。
イタリアの学校は1時半、2時には終わる。
働くお母さん、こんな時間にどうやって子供を迎えにいけるの?とベビシッターや子供の送り迎えのた
めに人を雇う。
しかし、パートだと、給料はこのベビーシッター代で消えていくような「雀の涙」ほどだ。
スーパーや銀行、郵便局など、9時6時で働いているととてもじゃないけど利用できない時間にしか開
いていない。
大都市ローマでさえそんなところはない。
薬局だってお昼休みがあって閉まってしまう。
真っ昼間のお散歩中に転んでねんざをしたけど湿布を夕方まで買えなかったなんてことだってあった。
そして・・・・・・イタリアは「マンマの国」。
働く女性は家に帰っても家事という重労働が待ち受けている。
休む時間なんかない。家族のためにベットを整え、食事を作り、掃除洗濯、アイロン掛け。
大学などでは進級、卒業をかけた教授からのセクハラだってある。
さらに、家庭内バイオレンスも実は・・・・・社会問題になっている。
ジェラシーに火がつきやすいイタリア人。愛憎の果ての殺人事件は日常茶飯事。
先日テレビで15際から45歳までの女性の死亡原因の1位は交通事故ではなく、恋人、夫、まわりにいる
男性からの暴行によるものが一番多いなんてやっていた。
外国人の目から見ると女性自身のメンタリティーも「かよわい、守られる女性」でいたいというところも
見え隠れもするけど。あるいは 「セクシーで良妻賢母」であろうと完璧さを求めすぎているようにも見
えるけど、女性をそうさせているのは男性だけではない。社会自体がそうさせている。