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★感謝状:飛び降り自殺寸前女性を説得救助、中山さんに--白浜署 /和歌山
・白浜町の三段壁で、飛び降り自殺寸前の女性(27)を40分にわたって説得して
救助した岩出市山、准看護師、中山泰子さん(38)に7日、白浜署から感謝状が
贈られた。中山さんは「自分の命も人の命も大切なことが改めて分かりました」
と話した。
「あの女の子を助けてあげて」。先月4日午後3時ごろ、家族旅行で三段壁に立ち寄った
中山さんの耳に突然、叫び声が聞こえた。高さ40メートルの絶壁の縁に女性が座り、
包丁で手首に傷を付けていた。
「なにしてんの。こっちへ戻っといで」。助けようと声をかける中山さんに、女性は
「生きるってどんなこと」「人に愛されてない」と言う。中山さんは「人は私のために
生きていてくれる。私も人のために生きたい」などと答え、必死に気持ちを落ち着かせた。
女性は時々、顔の前を手で払うような仕草をしながら「死ねという声が聞こえる」と話し、
がけの縁を足元をふらつかせながら歩いていた。中山さんの家族の通報で駆け付けた
同署員に保護された。
同署管内の自殺者は06年20人、07年19人、今年はこれまでに7人。また、通報で
保護された人のうち、遺書を所持していたり、家族から捜索願の出ていた人は06年
26人、07年34人、今年は14人という。
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