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8日午前9時45分ごろ、甲府市高畑のドラッグストア駐車場に止めてあった
乗用車内で、同店店長の男性(38)が死亡しているのを店員が見つけた。
甲府署などが調べたところ、車内から硫化水素が検出され、自殺を図ったと
みられる。現場周辺には硫黄のようなにおいが立ちこめ、付近の住民らが
一時避難した。
同署の発表によると、男性は運転席を倒した状態で横たわっていた。
車内には硫化水素を発生させた痕跡があった。同署は、現場から
半径約100メートルにある民家約50戸やレストランなどに避難を促したほか、
近くの市道2本を午前10時10分から、それぞれ約200メートル通行止めに
した。避難の呼びかけと通行止めは約1時間後に解除された。
現場には多くの消防車やパトカーが駆けつけ、消防隊員らが防護服や
防毒マスクを着用して救助活動にあたるなど、一時騒然となった。
周辺のレストランやうどん店は、従業員が避難したため開店できない状態に
なった。近くの画材店経営男性は「警察から『有毒ガスが流れてくる可能性が
あるので窓を閉めるように』と言われた。こっちにもガスが来ないか心配だ」と
不安を隠せない様子だった。
(2008年5月9日 読売新聞)
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