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県は七日、川越市的場の市営住宅で、薬物により五羽のドバトが死んでいたと発表した。県が調査したところ、
ドバトから一九七一年から使用が禁止されている有機リン系殺虫剤「パラチオン」が検出された。鳥インフル
エンザ検査は陰性だった。
県自然環境課によると、六日朝、市営住宅の住民が五階と三階のベランダでドバトが死んでいるのを発見し、
保健所に通報した。県環境科学国際センターで調査したところ、全五羽からパラチオンと現在も使用されて
いる有機リン系殺虫剤「フェニトロチオン」の両方が検出された。
同課は「農作物に使われたのをドバトが食べた可能性もあるし、いたずらも否定できない」として、周辺住民に
対して禁止された農薬があれば処分するよう周知するとともに、パトロールを強化する。
ソース
埼玉新聞 URLﾘﾝｸ(www.saitama-np.co.jp)