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８日午前８時４５分ごろ、京都府舞鶴市大波下の朝来川岸で、土がかかった状態の人の遺体を舞鶴署員が見つけた。
同署は家出人届が出ていた同府立東舞鶴高校浮島分校（定時制）１年の少女（１５）を捜索中で、現場近くに衣類な
ど少女の所持品が落ちていた。同府警は死体遺棄の疑いで捜査を始めた。
府警の調べでは、少女は行方が分からなくなり、家族が７日に舞鶴署に届けを出していた。発見時、
遺体には土がかけられており、耳の部分が見えていた状態という。
現場はＪＲ東舞鶴駅から北東に約４．５キロ、引揚記念公園から南東に約２．５キロの雑木林で、ふだ
んは人通りは少ないという。近くに「日本板硝子」の舞鶴工場があり、遺体は山に挟まれた朝来川の南岸で
山すその斜面にある山林で見つかった。
少女の友人女性によると、７日午前１時ごろに少女から電話があった。少女は「外で１人で散歩している」な
どと話したが、特に変わった様子はなく、同日朝に少女の母親から連絡がとれなくなっていることをメールで知
らされたという。
同分校の北川鯉平副校長によると、少女は４月に普通科に入学してから一度も学校に登校していなかったと
いう。７日正午過ぎに学校を訪れた京都府警の捜査員から、少女が６日夜から行方不明になっていること
を知らされた。交友関係などを聞かれたが、教職員の誰も少女に会ったことがなく、情報が
ない状態だったという。同校には８日午前９時前に警察から電話があり、携帯電話が見つかった川
の裏の山で少女とみられる遺体が見つかったと連絡が入ったという。